Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)セブンチェア(Series 7)ダイニングチェア|曲線的な成形合板シェルとクローム脚が特徴の北欧デザイン

北欧家具が好きなら、一度は目にしたことがあるはずの「セブンチェア」。

背もたれから座面へと続くなめらかな曲線と、すっきりとした細い脚が印象的な椅子です。

今回キミドリ東京取扱商品は、フリッツ・ハンセンのセブンチェア、オレンジカラーのモデルです。鮮やかな色合いとクロームの脚が組み合わさることで、定番のシルエットにまた違った表情が生まれています。

今回は、セブンチェアの歴史やデザインの秘密を紐解きながら、オレンジカラーならではの魅力や、インテリアへの取り入れ方も紹介します。

セブンチェアとは?北欧デザインを代表する名作椅子

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア。ダイニングチェアとして、滑らかな曲線を描く成形合板の背もたれと座面、すっきりとしたスチール脚が特徴の洗練されたデザイン。

セブンチェアは、デンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」を代表する椅子のひとつ。

シンプルな見た目ですが、実は素材の使い方や曲線のつくり方など、細かな工夫が詰まっています。

まずは、どんな背景から生まれた椅子なのか、基本的なところから見ていきましょう。

1955年に誕生したセブンチェア

セブンチェアが発表されたのは1955年。デザインを手がけたのは、デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンです。

今では北欧家具の定番として知られていますが、登場した当時から特徴的だったのが、背もたれと座面がひと続きになったシェルの形状でした。

木製の椅子といえば、背もたれや座面、脚をそれぞれ組み合わせた構造を思い浮かべる方も多いはず。セブンチェアは、そうした従来の椅子とはひと味違うアプローチでつくられています。

薄い木材を重ねて曲面をつくる成形合板の技術を活用し、すっきりとしたフォルムを実現。

さらに、脚部には細いスチールパイプを採用し、シェルの柔らかな曲線と金属のシャープなラインが組み合わさることで、軽やかな印象に仕上がっています。

デザインを手がけたのはアルネ・ヤコブセン

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェアをデザインしたアルネ・ヤコブセン。曲線的なフォルムと成形合板を用いた、北欧モダンを代表する椅子のデザイナー。

アルネ・ヤコブセンは、1902年にデンマークで生まれた建築家・デザイナーです。

建築だけでなく、椅子や照明、インテリアなど幅広い分野で活躍。家具単体の美しさはもちろん、建物や室内空間との調和を大切にしたデザインでも知られています。

ヤコブセンの家具には、無駄を抑えたシンプルな造形と、どこか有機的な曲線が共存しています。

セブンチェアもそのひとつ。機能的な椅子でありながら、シェルの輪郭には柔らかさがあり、置くだけで空間にリズムが生まれます。

日々の暮らしに取り入れやすいコンパクトさと汎用性の高さも、今なお世界中で選ばれ続けている大きな理由です。

セブンチェア以外の代表作にも注目

ヤコブセンのデザインは、セブンチェアだけにとどまりません。

同じフリッツ・ハンセンから発表された椅子にも、彼らしい造形の工夫が見られます。

  • アントチェア

アリのシルエットを思わせる、くびれのあるシェルが特徴。1952年に発表された作品で、成形合板を生かしたデザインの流れを知るうえでも興味深い椅子です。

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)アントチェア(Ant Chair)ダイニングチェア|くびれのある成形合板シェルと3本脚の軽やかなフォルム

  • エッグチェア

1958年に発表されたラウンジチェア。身体を包み込むような大胆な曲線が特徴で、セブンチェアとは異なるアプローチから、ヤコブセンの造形力を感じられます。

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)エッグチェア(Egg Chair)ラウンジチェア|身体を包み込む曲線的なシェルと高い背もたれ、彫刻的なフォルム

こうして並べてみると、同じデザイナーの作品でも、用途によって形のつくり方が大きく異なることがわかります。

その中でセブンチェアは、比較的コンパクトな構成と幅広い使い方が魅力。日々の暮らしに取り入れやすいことも、長く親しまれている理由のひとつでしょう。


キミドリ東京取扱商品の仕様

  • メーカー: フリッツ・ハンセン
  • デザイナー: アルネ・ヤコブセン
  • モデル: Series 7 / 3107
  • 製造年: 2007年
  • カラー: オレンジ
  • シェル: 成形合板・ラッカー仕上げ
  • 脚部: クローム仕上げのスチールパイプ

キミドリ東京取扱商品のモデルは、鮮やかなオレンジのシェルとクローム脚の組み合わせが特徴です。

木目を見せる仕上げとは違い、色そのものがデザインの一部として際立っています。この色彩がインテリアにどんな変化をもたらすのかは、後半で詳しく紹介します。


セブンチェアのデザインを深掘り|美しい曲線と成形合板

セブンチェアを眺めていると、まず目に入るのが背もたれから座面へと続く、なめらかな曲線です。

装飾はほとんどないのに、どこか印象に残る。シンプルな椅子だからこそ、形そのものの完成度がよくわかります。

ここでは、そのフォルムを支える構造や、細かなデザインの工夫を見ていきましょう。

成形合板という技術

セブンチェアのフォルムを支えているのが、成形合板という技術。

薄く加工した木材を重ね、型に沿って曲面をつくる方法で、木材の特性を生かしながら立体的な形状を生み出せます。

成形合板のポイント

  • 薄い木材を積層することで、複雑な曲面をつくれる
  • シェル全体をひと続きの形状にまとめられる
  • 木材を使いながら、従来の木組みとは異なる造形を実現できる

こうした技術があったからこそ、セブンチェアの特徴的なシルエットが成立しています。

単に見た目を新しくしただけではなく、素材と製造技術を組み合わせることで、家具の形そのものを変えたところが面白いですね。

1枚のシェルが生み出すなめらかなフォルム

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア。ダイニングチェアとして、1枚の成形合板から生まれるなめらかな曲線のシェルと、軽やかなスチール脚が特徴。

セブンチェアの大きな特徴は、背もたれと座面がひと続きになったシェル構造です。

一般的な木製椅子のように、複数のパーツを組み合わせて形をつくるのではなく、曲面を持った一体型のシェルで身体を支えます。

この構造によって、椅子全体に統一感のあるシルエットが生まれています。

横から見ると、曲線の美しさがよくわかる

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア。成形合板のシェルが生むなめらかなフォルムが特徴。横から見ると、背もたれから座面へと続く美しい曲線が際立つ。

正面から見るとコンパクトな印象ですが、横から眺めると背もたれから座面にかけての曲線がよくわかります。

背もたれはゆるやかに傾き、座面へと自然につながっていく。この流れが、セブンチェアらしい柔らかな表情をつくっています。

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア。お尻や太もものラインに沿ったなだらかな窪みのある座面と、滑らかな曲線を描くシェルが特徴のデザイン。

写真を見てもわかる通り、座面はフラットではなく、お尻や太もものラインに合わせてなだらかな窪みを持たせています。

背もたれから座面にかけての美しい「くびれ」が絶妙にしなることで、木製とは思えないほど柔らかく、包み込まれるような座り心地を生み出しています。

圧倒的な存在感を放つ背面シルエット

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア。背もたれが左右に美しく広がる特徴的なシェル形状と、なめらかな曲線が際立つ洗練されたデザイン。

セブンチェアという名の由来でもある、背もたれの左右への美しい広がり。
この大きく開いた肩のようなラインから、中央のキュッと細くなった「くびれ」へとつながるシルエットは、まるで洗練された彫刻作品のようです。

背中を預けたときに身体にしなやかにフィットするのは、計算し尽くされたこの湾曲とフォルムがあるからこそ。見た目の美しさだけでなく、包み込まれるようなサポート力を兼ね備えているのが、名作たる所以です。

ダイニングテーブルにセットしたとき、お部屋のドアを開けてまず目に飛び込んでくるのがこの美しい背もたれです。日常のふとした瞬間に、この綺麗な後ろ姿が視界に入るだけで、少し贅沢な気持ちにさせてくれます。

正面からだけでなく、360度どこから見ても完璧なプロポーションを誇るセブンチェア。ぜひその美しさを、ご自宅のインテリアに迎え入れてみませんか?


シェルと脚部が生み出す「完璧なプロポーション」

シェルとクローム脚の組み合わせ

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア。広い座面と背もたれを支える細いスチールパイプ脚が特徴の、軽やかで洗練されたデザイン。

セブンチェアのデザインを語るうえで、シェルだけでなく脚部にも注目したいところです。

座面と背もたれにはしっかりとした面積がありますが、脚は細いスチールパイプで構成されています。この対比によって、椅子全体が重たく見えません。

特にオレンジのような鮮やかな色では、シェルの存在感が強くなります。そこにクロームの脚を組み合わせることで、色彩の印象が引き締まり、すっきりとした佇まいにまとまっています。

脚部が細いと、空間の見え方も変わる

椅子は、座っているときだけでなく、部屋の中に置かれている時間も長い家具です。

脚部が太く、木製のフレームが大きく広がる椅子は、空間に安定感をもたらします。一方、セブンチェアのような細身の脚は、床面が見える部分を多く残してくれます。

そのため、ダイニングに複数脚を並べても、視線が遮られにくいのが特徴です。

  • コンパクトなダイニングをすっきり見せたい
  • テーブル周りに軽やかさを出したい
  • 色のある椅子を取り入れたいけれど、圧迫感は抑えたい

こうした場合にも、セブンチェアの構成は相性がよいといえます。


【セブンチェア 比較】デザイン・素材の魅力を徹底解剖!

アルネ・ヤコブセンによって1955年にデザインされ、フリッツ・ハンセン社(Fritz Hansen)のシンボルとして愛され続けている「セブンチェア(Series 7)」。

セブンチェアは、張り地(アップホルスタリー)、または単に 張り地の違いによって全く異なる表情とインテリア性を見せてくれます。

今回は、鮮やかな色が空間の主役となる「オレンジ・ラッカー仕様(2007年製)」と、セブンチェアのバリエーションによる印象の違いがわかるよう、同グループのライフスタイルギャラリー岡山のヤフオクからレザー張り2種を比較対象としてご紹介します。


セブンチェア共通の「造形美(デザインDNA)」

仕上げや素材が異なっても、アルネ・ヤコブセンが生み出したタイムレスなシルエットと機能美は共通しています。

  • デザイナー: ARNE JACOBSEN(アルネ・ヤコブセン)
  • メーカー: Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
  • フォルムの特徴: 9層の成形合板からなる、ウエストがキュッとシェイプされた美しい一体型シェル
  • ベース: 繊細で美しいスチールパイプ脚(クローム仕上げ)
  • 機能美: 軽快なスタッキング(積み重ね)構造と、座面裏の保護クッション&刻印ロゴ

【デザイン・素材 比較表】仕上げと質感の違い

同じモデル3107でありながら、合板ラッカー仕上げと本革フルパディング(レザー張り)では、表情や座り心地、空間へ与える印象が大きく異なります。

比較項目オレンジ・ラッカーレザー張り(ラーバ / Lava)レザー張り(ブラック)
素材・仕上げ成形合板 + ラッカー仕上げ成形合板 + 本革フルパディング成形合板 + 本革フルパディング
カラーの特徴ORANGE(発色の良い鮮烈なオレンジ)ラーバ(溶岩をイメージしたアッシュブラウン~グレー系の絶妙なニュアンスカラー)ブラック(引き締まったクラシックな純黒)
シルエット・質感シェルの曲線美が引き立つシャープ&スリムなラインレザーのふっくらとした厚みと柔らかなフォルムレザーのふっくらとした厚みと引き締まったライン
触感・座り心地滑らかで硬質、適度なシナリとしなやかさ本革ならではの温かみと包み込むようなソフトな座り心地本革ならではのしっとりとした触感と重厚なクッション性
デザインテイストポップ、ミッドセンチュリー、北欧ナチュラルオーガニック、アースカラーモダン、建築的ラグジュアリーモノトーンモダン、フォーマル、インダストリアル

各デザインの魅力と空間コーディネート提案

レザー張り・ラーバ(Lava)

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア、レザー張りのLava(ラーバ)。深みのある色合いのレザーと、背もたれから座面へ続くなめらかな曲線が特徴。
  • デザインの魅力: 「Lava(溶岩)」と名付けられたカラーは、単なるブラウンやグレーにとどまらない、火山岩のようなニュアンスを含んだ深いアースカラーです。本革パディングならではの上質なシワ感と相まって、有機的で奥行きのある表情を見せます。
  • 空間コーディネート:
    • ウォールナットや石材との相性: 濃い色の木製家具や、大理石・モールテックスといった素材感のあるインテリアと見事に調和します。
    • 落ち着いた大人の空間に: 派手さを抑えつつ、上質な素材感を楽しみたい書斎やミーティングスペースに最適です。

レザー張り・ブラック(Black)

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア、ブラックレザー張り。上質なレザーの落ち着いた光沢と、背もたれから座面へ続くなめらかな曲線が特徴の洗練されたデザイン。
  • デザインの魅力: セブンチェアのシルエットに最高級の重厚感を与えるブラックレザー仕様。スチール脚のクロームの輝きと、マットで深みのあるブラックレザーの対比が、圧倒的な美しさを生み出します。
  • 空間コーディネート:
    • モノトーン・モダンインテリア: 白・黒・グレーで統一されたスタイリッシュな空間や、ガラス天板のテーブルにベストマッチ。
    • タイムレスなフォーマル空間: 時代を超えて愛されるクラシカルな格調高さがあり、オフィスの役員室や高級ダイニングにふさわしいデザインです。

比較まとめ:デザインで選ぶセブンチェア

  • 「空間に明るさとポップな高揚感をプラスしたい」 なら 👉 オレンジ・ラッカー の軽快でグラフィカルなデザインが最適!
  • 「インテリアになじむニュアンスカラーと本革の温もりを楽しみたい」 なら 👉 レザー張り(ラーバ) の奥深いアースカラーがおすすめ!
  • 「洗練された上質さと重厚感、王道のモダンさを求めたい」 なら 👉 レザー張り(ブラック) のスタイリッシュな佇まいがベスト!

オレンジのセブンチェアがインテリアを変える

ここからは、今回のモデルならではの魅力に注目してみましょう。

セブンチェアにはさまざまな仕上げがありますが、オレンジはひときわ目を引くカラーです。

鮮やかな色だからこそ、椅子の形だけでなく、部屋全体の印象にも変化が生まれます。

オレンジが持つ色彩の魅力

オレンジは、赤の華やかさと黄色の明るさをあわせ持つ色です。

インテリアに取り入れると、空間にアクセントが生まれ、いつもの部屋に少し違った表情を加えてくれます。

例えば、白い壁とナチュラルな木の家具でまとめたダイニング。
そこにオレンジのセブンチェアを置くと、色の対比によって椅子の輪郭がはっきりと浮かび上がります。

一方、ベージュやブラウンを中心にした空間では、周囲の暖色系の色とつながりながら、ほどよいアクセントとして機能します。

オレンジを取り入れるときのポイント

  • 白やアイボリーと合わせる: 色の鮮やかさが際立ち、明るく軽快な印象に。
  • オークなどの木材と合わせる: 木の温もりとオレンジが調和し、居心地のよい空間に。
  • グレーと合わせる: 色彩のコントラストが生まれ、都会的ですっきりとした印象に。
  • ブラウンと合わせる: 深みのある色合いが加わり、落ち着いたミッドセンチュリー風の空間に。

同じオレンジでも、周囲の色によって見え方は変わります。椅子単体の色だけで考えるのではなく、床やテーブル、カーテンとの組み合わせまで意識すると、コーディネートが組み立てやすくなります。

ラッカー仕上げならではの見え方

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア。木目を見せないオレンジのラッカー仕上げが特徴で、滑らかなシェルの曲線と細いスチールパイプ脚が美しく調和するデザイン。

今回のモデルは、木目を見せないオレンジのラッカー仕上げです。

木目を生かした仕上げでは、木材の表情や自然な濃淡がデザインの一部になります。一方、ラッカー仕上げでは、表面の色がまとまって見えるため、シェルの輪郭や曲面がより印象的に映ります。

特にセブンチェアは、背もたれから座面にかけて大きな曲面を持っています。光が当たる部分と影になる部分の差が生まれ、単色でありながら立体感が伝わってくるのも面白いところです。

さらに、クローム脚の金属的な光沢が加わることで、オレンジの色彩が引き締まります。

木の温もりを感じさせるシェルと、シャープな金属の脚。この異なる質感の組み合わせが、セブンチェアの個性を際立たせています。

2脚並べると、また違った表情に

今回キミドリ東京は2脚同色のセブンチェアを買取しています。

2脚ある場合あるいは複数脚で揃える場合は、並べて使うコーディネートもおすすめです。

同じデザインと色が繰り返されることで、空間にまとまりとリズムが生まれます。

例えば、ダイニングテーブルの片側に2脚並べれば、オレンジが視線を集めるポイントに。左右に1脚ずつ配置すれば、テーブル全体のバランスを整えやすくなります。

ただし、オレンジをほかの家具にも多用すると、少し賑やかになりすぎることもあります。

テーブルや収納家具は木目や落ち着いた色でまとめ、椅子を主役にする。そんな引き算のコーディネートも、セブンチェアの魅力を楽しむ方法のひとつです。


セブンチェアをおしゃれに取り入れるコーディネート術

セブンチェアは、ダイニングチェアとしてよく知られていますが、使い方はそれだけではありません。

シンプルな形状なので、デスクやリビングの一角など、さまざまな場所になじみます。

ここでは、オレンジカラーを生かしたコーディネートを具体的に見ていきましょう。

ダイニングコーディネート:テーブルとの組み合わせを楽しむ

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)セブンチェア(Series 7)3107 ダイニングチェア|オレンジのラッカー仕上げ、曲線的な成形合板シェルとクローム脚

ダイニングでセブンチェア(オレンジ)を使う際、まず意識したいのが「テーブルの素材や色との相性」です。椅子とテーブルの素材や色をあえて揃えず、質感の違いを楽しむことで、インテリアに奥行きが生まれます。

テーブル選びのポイント

  • 明るい木材(オークなど): 軽やかでナチュラルな雰囲気。木の色合いが間に入ることでオレンジの主張が和らぎ、親しみやすいダイニングに仕上がります。
  • 濃い木材(ウォールナットなど): 落ち着きのあるクラシックな雰囲気。オレンジが映えるアクセントとなり、ミッドセンチュリー家具との相性も抜群です。
  • 白い天板: オレンジの鮮やかな色彩が際立つ、清潔感のあるすっきりとした空間に。
  • ガラス天板: セブンチェアの金属脚(クローム脚)と相性が良く、軽快でモダンな印象を与えます。
  • ブラック天板(金属・スチール): 重厚感のある黒が足元を引き締め、アーバンで洗練されたモダンインダストリアルな空間に。

【キミドリ東京取扱商品実例】HAY「PALISSADE CONE TABLE」× セブンチェア

HAYの「PALISSADE CONE TABLE」とフリッツ・ハンセンのセブンチェアを組み合わせたコーディネート。異なるブランドのデザインが調和する、シンプルで洗練された北欧モダンなインテリア。

北欧デザインを代表するHAY(ヘイ)の「PALISSADE CONE TABLE(パリセイド コーンテーブル)」と組み合わせた、スタイリッシュなモダンインダストリアルコーディネートです。

1. マットブラック×ビビッドオレンジの美しい対比

マットブラックの円形テーブル「PALISSADE CONE TABLE」にオレンジのセブンチェアを合わせることで、パッと目を惹くコントラストが生まれます。シックな黒のテーブルが空間全体を引き締め、セブンチェアの印象的なカラーとフォルムをより一層引き立てます。

2. コーン脚と曲線シルエットがつくる「抜け感」

テーブルのスリムな円錐形(コーン型)1本脚と、セブンチェアの流線型シェルが美しく調和。丸みのあるデザイン同士が硬質な素材感を和らげつつ、セブンチェアの細身なクローム脚が足元に軽快な抜け感を作り出し、スマートで圧迫感のないダイニングを実現します。

3. インダストリアルな質感との異素材ミックス

コンクリート床や波板壁といった無骨なインダストリアル空間に、北欧モダンの洗練されたプロダクトをミックス。仕上げの異なる素材同士が互いを引き立て合い、まるでショップやギャラリーのような上質な雰囲気を演出できます。

4. 卓上小物とのカラーリンク

テーブル中央に深みのある赤・橙系のアレンジメントフラワーや小物を配置し、セブンチェアのオレンジとトーンをさりげなくリンク。視線が集まるテーブルトップとチェアの色調を合わせることで、空間全体の統一感がぐっと高まります。


ワークスペースのアクセントに

自宅のデスクにセブンチェアを合わせるのもおすすめです。

デスクや収納を白や木目でまとめているなら、オレンジの椅子が空間のアクセントになります。仕事道具が並ぶ場所に色彩が加わることで、無機質になりがちなワークスペースにも変化が生まれます。

特に、壁際にデスクを置くレイアウトでは、椅子のシルエットが目に入りやすくなります。

ただし、長時間のデスクワークに使う場合は、座面の高さやデスクとの相性も確認しておきましょう。見た目だけでなく、実際の作業姿勢に合うかどうかも大切です。


リビングの一角に置く

セブンチェアをリビングに置くなら、サイドテーブルやフロアランプの近くに配置してみるのもよいでしょう。

ソファやローテーブルが落ち着いた色合いなら、オレンジのシェルが視線を集めるアクセントになります。

また、窓際や壁の近くなど、少し余白のある場所に置くと、椅子のフォルムを楽しみやすくなります。

ただし、セブンチェアはラウンジチェアとは異なる設計です。リビングでくつろぐための椅子として使う場合は、用途に合うかどうかも考えながら配置するとよいでしょう。


インテリアをまとめる3つのコツ

オレンジのような鮮やかな色を取り入れるときは、周囲の家具や小物とのバランスが重要です。

組み合わせる要素コーディネートのポイント
床・壁白、ベージュ、明るい木目、グレーなどで「色の抜け」をつくる
テーブル木材や金属、スチールなど、椅子と異なる質感を組み合わせて深みを出す
ファブリッククッションやラグは色数を抑え、オレンジの椅子を主役として引き立てる

色をたくさん使わなくても、素材の違い(木×スチール×成形合板など)を組み合わせるだけで、空間に自然な奥行きと立体感が生まれます。

オレンジを主役にするなら、周囲の要素は少し控えめに引き算する。
この絶妙な引き算のバランスこそが、セブンチェアのデザインを最大限に楽しむ秘訣です。


よくある質問(FAQ)

FAQ

【販売・ご購入に関するご質問】

セブンチェアは重ねて収納(スタッキング)することができますか?

はい、最大12脚までのスタッキングに対応しており、使わない時も省スペースで保管が可能です。

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェア スタッキング画像

日常のお手入れ方法や、汚れがついた際のお掃除の注意点は?

柔らかい布での乾拭き」が基本です。水気を残さず、研磨剤や化学薬品の使用は避けてお手入れしてください。

セブンチェアの「正規品(本物)」であるか確認するポイントはどこですか?

座面裏のプラスチック製脚カバーや座裏のブランドラベル、シリアル刻印などで正確に判別できます。

【買取・お買い替えに関するご質問】

成形合板の座面に小傷や塗装の擦れ、色あせがあっても売れますか?

はい、買取可能です。使用感があっても高く評価されます。

スチール脚に薄いサビやクモリ、脚先キャップの欠品があっても買取できますか?

はい、買取可能です。状態に応じた査定となりますが、需要が高い名作のためしっかりお値段がつきます。

購入時の保証書や箱などの付属品がなくても査定してもらえますか?

はい、付属品がなくても査定可能です。本体のブランド刻印やラベルから専門スタッフが正確に判断いたします。

まとめ|オレンジのセブンチェアで楽しむ北欧デザイン

フリッツ・ハンセンのセブンチェアは、アルネ・ヤコブセンのデザインと成形合板の技術が生み出した、北欧家具を代表する名作です。

なめらかな曲線を描くシェルと、すっきりとしたクローム脚。
そのシンプルな構成は、さまざまなインテリアに取り入れやすく、合わせる素材や色によって異なる表情を楽しめます。

今回紹介したオレンジカラーは、そんなセブンチェアの魅力に、色彩ならではの個性を加えたモデル。
木製テーブルと合わせて温かみのある空間にしたり、白やグレーを基調とした部屋のアクセントにしたりと、コーディネートの幅も広がります。

名作家具の歴史を知ることはもちろん、実際の暮らしの中でどう取り入れるかを考えるのも、インテリアの楽しみ方のひとつです。

形と色の組み合わせに注目しながら、自分らしい空間づくりに生かしてみてはいかがでしょうか。


買取について

買取に関するご案内

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)のセブンチェアは、北欧デザインを代表する名作家具のひとつです。アルネ・ヤコブセンがデザインした美しいフォルムと、幅広いインテリアに合わせやすいデザインから、中古市場でも人気があります。

買取価格は、モデルやカラー、素材、商品の状態、製造時期などによって変動します。特に、正規品であることや、人気のある仕様であることは査定時のポイントです。

セブンチェアの買取では、以下のような点が評価されます。

  • 商品の状態: 座面や背もたれの傷、汚れ、欠け、ひび割れの有無
  • 素材・カラー: 木目の美しさや、人気のカラー・仕上げかどうか
  • 脚部の状態: スチール脚の傷、サビ、ぐらつきなど
  • モデル・仕様: 素材や仕上げ、仕様の違い
  • 付属品の有無: 購入時の書類や付属品が残っているか

セブンチェアは、状態だけでなく素材や仕様によっても評価が異なります。自己判断で処分したり、無理に補修したりせず、お気軽にご相談ください。

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