こんにちは。キミドリ学南町店でございます。
徐々に暖かくなってきていますね。
実家に犬が2匹いるのですが、
その子たちと日向ぼっこしたいものです。
理想は縁側で。
休みの日は外の庭に椅子を置いて、遊んでいる犬をスケッチするのもよいですね。
夢が膨らみます。
外で使う椅子といえば、
街中のテラス席などでよく使用されているとある椅子が思い浮かびます。
それがこちら。
Aチェアです。
スツールもよく見かけますね。
学南町店に入荷したAチェアは、リプロダクト品です。
正規品は家具メーカーのトリックス社。
フランスのカフェなどでよく使用されているそうです。
丸テーブルやカフェテーブルの組み合わせは、
たしかに喫茶店のような雰囲気を感じられます。
コロナ禍が落ち着いたら、是非ともフランスなどの海外に行って
カフェやレストランなど、様々な商業施設に行って、
どんな家具が使用されているのか見てみたいものです。
Aチェアに限らず、デザイナーズ家具は世界中で高い人気があり様々な場所で使われていますよね。
その家具がどの時代、場所で使われているかなどを知ることで、家具に対する愛着が一層深まるのではないでしょうか。
そしてこのAチェアの正規品は、
ニューヨークの近代美術館やポンピドゥーセンターなどにコレクションされています。
デザイナーは、トリックス社の創設者でもあるグザビエ・ポシャール。
彼はフランスでの亜鉛メッキのパイオニアでした。
それゆえに、Aチェアの素材もスチールに亜鉛メッキを施した設計となっています。
鉄を酸から守り、錆びにくくする方法を用いたことで
屋外でも使える耐久性を持ち合わせたということですね。
特徴的なデザインは、この背もたれのフォルムにも。
美しいチューブの曲線。
彼の右腕である職人ピエール・モローと共に
1934年に背もたれが完成し、
ついにAチェアの発表と至ったそうです。
その頃の彼は、『一般庶民用の椅子をつくる』ことを重視し、
安価で、しかも軽くて使いやすい椅子を生み出しました。
彼の理想通り、現在でもその使い勝手の良さからあらゆる場所で使われています。
そんなデザイナーの思いがこもったチェア。
いかがでしょうか。ライオン丸からでした。
¥3,000+tax
学南町店にて販売中です。
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