ベストではなくベター
朝でも昼でもこんばんは。
布団の中からこんばんは。
みなさん本って読んでますか?
本と言っても漫画とか雑誌とかではなく、
びっしりと文字で埋まっている本。
小説とか、専門書とか、ビジネス書とか。
ボクは久しくちゃんとした読書ってのをしてません。
基本的に漫画や雑誌ばかり。
ただ、漫画や雑誌以外も買うのは好きなんです。
特にデザインやビジネス、カルチャーなどの専門書を選ぶことが多いんですが、結局買って満足。
気になるチャプターをさらっと読んでおしまいです。
正直このご時世紙媒体の本を買わなくても知識を入手できるツールはたくさんあります。
調べれば何でも出てくるし。
サブスクに登録してればフリーで読めるものも多いですし。
ボクみたいな浅く広くの極み、さらっと触って満足してしまうような人間はそっちの方がいいんじゃない?
そんな声が四方八方から聞こえてきます。
ただ、それでもボクは本を買うんです。
それもネットショッピングではなく実店舗で、手に取りながら。
なるべく前情報の無いフラットな状態で。
一切調べたりしないです。
最近ではパッケージされてるものがほとんどなので、立ち読みなんかできません。
表紙、帯、裏表紙でできるだけ中身を想像。
それでも絶対調べたりしないです。
検索アルゴリズムに影響されないように。
他人からの影響を最低限にするために。
広めの本屋さんを隅々までふらふらしながら。
その時の気分だったりハマってるものだったりによって選ぶ本は変わります。
ただ、その時選んだ本って「自分で選んだ!」って感じがすごい強いと思うんです。
AIをはじめ、いろんな技術がどんどん進化してます。
それに伴って、趣味嗜好や考え方もどんどん支配されていくような気がします。
というか、どんどん浸食されてってるでしょうね。
もちろん取り入れるべき部分はめちゃくちゃ多いでしょうし、
関係ねーよなんつって無視していたら時代に取り残されてしまいます。
それはそれで困っちゃうので、必死で食らいついていきますが。
時代についてってオマンマ食い上げにならない努力と、自己をなくさない為の抵抗。
両輪で頑張っていかなきゃなと、そんなことを思う今日この頃。
どうも、オータです。
前置きなげー!
そんなこと言いたいわけじゃなかったんです。
ホントは好きな映画何ですかって言いたかったんです。
それも「今好きな映画」ではなく、ずっと好きな映画。
いつでも好きな映画。
どんな精神状態でも楽しめる映画。
楽しい時はより楽しく、
悲しい時は心を慰めてくれて、
むしゃくしゃしているときは癒してくれる。
そんな映画はありますか?
ちなみにボクは『ピンポン』って映画。
もう20年くらい前になりますかね。
松本大洋原作の漫画の映画化です。
主演は窪塚洋介。
その名の通り、卓球の映画です。
別に卓球経験者ではないですし、出演者にめっちゃ好きな俳優さんがいるわけでもありません。
あ、作中の音楽は好きです。大好きです。
スーパーカーすごい好きなんで。
と思いましたが、スーパーカー好きになったのこの映画きっかけですわ。
つまりね、僕の中のベストが作中に存在してるわけでなく、ベターの集合体が『ピンポン』って映画なんですよ、きっと。
だからどんな気持でもフラットに楽しめる。
ここしばらく世の中どんよりしてますし、今後すぐにパッと晴れるってことも無いでしょう。
自粛の空気感はまだまだ残って、心からはしゃげる空気にも中々ならないでしょう。
そんな時、最高な気分でアゲぽよになりたいってのは当然。
もちろんそれも良いです。
が、結局『サイコーだぜ!』って言うのって瞬間的なものだと思うんです。
そんなことよりベターにベターを重ねて、ベターにまみれるのが結局ベストなんじゃないかなって。
ボクで言う『ピンポン』と一緒。
人生フラットに楽しむために、まずはベターを探していきましょう。
って先日何度目か分からないピンポン鑑賞しながら思いました。
少しでも何かの役に立ててくれれば僕的にはベターかなと。
あざした。
では、また今度。
おやすみなさい。