フミヤの世界会議「サビとかシミとかビンテージとかレトロとか。」

 

どうもフミヤです。

サビとかシミとかビンテージとかレトロとか。

人によってはただの汚れで、人によっては無価値なモノです。

こういったキズたちに僕たちは価値を感じたりします。

 

キミドリでは様々な商材を扱うわけですが、もちろんほとんどが中古品。

買取の際にもキズがあるというのはどうしても販売の面でマイナスになってしまいます。

特に新しい家具や素材によってはただのキズとしか見れないものもあります。

けれどもブランドや製品によってはアンティーク、ビンテージ、レトロといったくくりによって味として残る事があります。

キズというのも色々な視点から見ると面白い価値を生みます。

 

じゃー味ってどんなところで感じるのか僕自身感覚的な部分もあったのでこんな感じかなってやつを見つけました。

 

特にサビ。

 

  

ぱっと見目についてのでこんな感じですね。

そそられます。。。

ぶっちゃけ古ければ古いほど、サビてればサビれてるほどいいです。

変色した風合いというのは経年でくるモノであったり、ただただ雨に濡れ続けたものだったり、環境によって加減のバランスはバラバラです。

特定の部分だけ変色していてダメージがあるものなどはどう使われていたんだろうとか思いますし、

それら全部デザインされたものとしてみてしまうので、隠すのではなく逆に生かそうといつも考えます。

このアイアンのエッジが、このビスのサビ具合がとかスタッフとの会話の中で飛び交いますが、シンプル変態だと思います。

 

おそらくですけど世間一般からしてみればただの劣化にしか見えない。

ただそんな所にしっかりと価値を感じ、そういった家具に囲まれてる僕らは結構幸せなんじゃないかと最近改めて思います。

面白い家具がいつも当たり前になっていたのでどこか忘れていた感覚です。

 

価値って難しいです、これをキミドリに来店頂けるお客様に共有しようとすると本当に難しい。

伝えてることがただのエゴになってしまってはそれは価値を伝えてるわけではないので。

なので僕はイベントという特別感、限定感をもっと出して何かお店で取り組めていけたらななんて思います。

限定感ってやりがち、考えがちですけどなんだかんだそういう事に弱い日本人だと信じてます。

 

どんな形であれ世に発信していく事をやめてしまっては結局何一つ伝わりませんし。

もっと好きだな~と感じる事で楽しみたいなってめちゃくちゃ感じました。

 

短いですがこのへんで!

 

 

 

 

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