その価値の価値

キミドリ広瀬町店が変化の時を迎えております。

ヴィンテージ商品を中心とした販売へ完全シフト。

あの伝説となった「野田屋町店」を完全に再現します!

と言い切ってしまうとかなりのハードルになりますが、めちゃくちゃ

頑張ります!とだけ言っておきます。

これから完全に生まれ変わり、また新しい広瀬町店を楽しんで

いただけるように、しっかりと良いお店づくりをしていきます!

店内が変われば、そのお店の価値や商品の価値も変わっていくのでは

ないかと思います。

レイアウトが変われば商品の見え方も180度変わることなんて

良くあることです。

という訳で少し価値について書こうと思います。

日頃、私たちは様々な商品を目にします。

モダンなモノからヴィンテージ、何これどうやって使うの?

みたいな知らないモノまで販売しています。

そんな毎日を送る中で商品ごとにそれぞれ価値が存在します。

その価値も、お客様、同業者、スタッフによって異なっているのは

当たり前。

この商品にはこういう機能があるから。

希少な素材を使っているから。

ずっと需要の高いモノだから。

だから価値がある。

などなど、この見え方によって価値は変わってきます。

価値というのは目に見えているものだけが全てでしょうか?

僕は全てではないと思います。

ごめんなさい、ちょっとカッコつけました。

目に見えない価値も提供できると、その商品の提案幅が広がりやすく

なるかと思います。

お客様によって伝え方を変えられると思うんです。

例えば、ヴィンテージチェアが目の前にあるとします。

ヴィンテージ品で、リサイクルできない希少な素材が使われている。

希少な商品ということで価値を感じられます。

でも希少性の価値は、好きな人にしか伝わらなかったりします。

もし、他にも伝えられる価値があるとするなら、需要の幅をもっと

広げられると思います。

ヴィンテージチェアのブランドや良さを知らない人がいたら

素材がどうで、希少性が高くて、なんて伝えても価値をあまり感じれ

ないですよね。

では何を伝えるべきか、、

「このヴィンテージチェアを置くことで生まれる変化」をもっと

伝えるべきだと思います。

つまりはこのヴィンテージチェアの座る以外の役割を考えてあげる

ということです。

チェアを置くことでこういう空間ができて、こんな合わせ方をこの先

楽しむことができます。みたいな将来性を感じられる価値。

これが本当に大事ではないかと思います。めちゃくちゃ。

そんなことわかってる。

と思ってましたが、実際は言葉や行動にできていない場合がほとんど

だと自分自身で感じます。思っているだけでした。

「意識」していないと。

意識をどれだけできるかで、販売したい商品の価値も大きく

左右されます。

これから方向性が変わっていく中で、僕自身は特に意識を

変えておくべきだと、強く思いました。

そしてお店づくりをしていく中で、これから行動や接客の中での言葉

など色々な場面に応じて価値に変化を加えていけるスタッフでありた

いと思います。

常に変化するキミドリ広瀬町店をお楽しみに。

ではまた。

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