Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)Cuba Chair(キューバチェア)|ラウンジチェア。ペーパーコードの編み目が視線を抜けさせ、しっかりしたフレームでも軽やかに見えるデザイン。

オーク材のフレームに、丁寧に編み込まれたペーパーコード。
その軽やかな組み合わせが、空間にそっと影を落とすような椅子があります。

Carl Hansen & Sønの「MG501 Cuba Chair」

折りたたみ式という実用性を持ちながら、道具らしさだけに収まらない佇まいが印象的です。

広げた瞬間に生まれる柔らかな曲線
コードの編み目から透ける光
木の質感がつくる静かな存在感

初めて触れる人でも、その椅子が語りかけてくるような穏やかさを感じるはずです。
MG501は、素材と構造がひとつの姿にまとまった、デンマークらしい一脚です。

今回このMG501のデザインや素材、使い心地に触れながら、その魅力等詳しくご紹介していきます。

Carl Hansen & SønとMG501 Cuba Chair

Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)家具 公式リンク画像

ブランドの姿勢とCuba Chairの位置づけ

デンマーク家具の話になると、Carl Hansen & Sønの名前は自然と出てきます。
職人の手仕事を大切にしながら、新しいデザインにも前向きなブランドです。

ウェグナーの名作が有名ですが、MG501 Cuba Chairはその「伝統と柔軟さ」を静かに体現している椅子なんです。

1997年に登場した比較的新しい椅子

Cuba Chairが生まれたのは1997年。

ブランドの長い歴史の中では新しい方ですが、素材の扱い方や仕上げの丁寧さは、まさにCarl Hansen & Sønらしさそのもの。

オーク材のフレームは余計な装飾を避けて線の美しさを引き出し、座と背にはペーパーコードがしっかり編み込まれています。

折りたたみ椅子でありながら「家具」として成立する

MG501の面白いところは、折りたたみ式なのに“簡易的な椅子”に見えないこと。

広げたときのプロポーションがラウンジチェアとして自然で、
素材の選び方も含めて「ちゃんと家具として成立している」感じがします。

機能だけを追いかけるのではなく、見た目の心地よさも大事にしているのが伝わります。

ブランドの価値観が凝縮された一脚

MG501は、ブランドの象徴的な名作とは少し距離がある存在ですが、

木材と自然素材への理解
シンプルな構造を美しく見せる工夫
長く使うことを前提にした作りの確かさなど

Carl Hansen & Sønが大切にしてきた価値観がぎゅっと詰まっています。

伝統的な素材を使いながら折りたたみという現代的な機能を取り入れているところも、ブランドらしい柔軟さです。


Morten Gøttlerがデザインした「Cuba Chair」

Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)Cuba Chair(キューバチェア)|ラウンジチェア。Morten Gøttlerデザイン、オーク材とナチュラルなペーパーコードの軽やかな折りたたみ構造。

デザイナーの背景と姿勢

Morten Gøttlerは、デンマークを拠点に活動してきたデザイナーです。

家具だけでなく、建築やグラフィックなど幅広い領域に関わりながら、素材の扱い方や構造の見せ方に一貫した美意識を持ってるので、彼の作品には

自然素材への理解
軽やかで無理のないライン

を好む姿勢がよく表れています。

MG501 Cuba Chairにも、その考え方が静かに息づいています。

素材へのまなざし

Gøttlerのデザインを語るうえで欠かせないのが、素材との向き合い方です。

木材の質感を損なわず、構造を過度に主張させない。
ペーパーコードの編み目がつくる柔らかな表情を、椅子の印象として自然に取り込む。

MG501では、オーク材のフレームとペーパーコードの組み合わせが、彼の素材への理解をそのまま形にしたように感じられます。

折りたたみ構造へのアプローチ

MG501は折りたたみ式のラウンジチェアですが、

Gøttlerは「機能を優先した道具」ではなく、
「暮らしの中で自然に受け入れられる家具」としてこの構造を扱っています。

折りたたみ椅子は便利さが先に立ちやすいものですが、MG501は広げたときのプロポーションがとても穏やかで、素材の軽やかさと相まって、構造そのものが美しさの一部になっています。

GøttlerのデザインとMG501のつながり

彼の作品には、直線と曲線のバランスを丁寧に整えたものが多く、MG501もその延長線上にあります。

フレームのラインはシンプルですが、角度や太さの選び方が絶妙で、折りたたみ式であることを感じさせない自然さがあります。

ペーパーコードの編み目が視線を抜けさせることで、椅子全体が軽やかに見える点も、Gøttlerらしい感覚です。


1997年に生まれたMG501

Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)Cuba Chair(キューバチェア)|ラウンジチェア。Morten Gøttlerデザイン、オーク材とナチュラルなペーパーコードの軽やかな折りたたみ構造。

1997年というタイミング

MG501 Cuba Chairが発表された1997年は、デンマーク家具の世界でも「素材の素直さ」や「軽やかな構造」が改めて見直されていた時期でした。

大量生産の家具が広がる一方で、職人の技術を生かしたシンプルなデザインへの関心が高まり、暮らしに寄り添う家具が求められていた時代でもあります。

MG501は、そんな流れの中で生まれた椅子です。

時代背景とCuba Chairの関係

1990年代の北欧デザインは、ミニマルな方向へ進みながらも、素材の温かさを失わないことが重視されていました。

MG501のオーク材とペーパーコードという組み合わせは、まさにその価値観を体現しています。

構造は折りたたみ式で合理的ですが、見た目は柔らかく、空間に置いたときの存在感も控えめ。
時代の空気を反映しつつ、流行に寄りかかりすぎないバランスが感じられます。

椅子としての「軽さ」

1997年当時、家具の軽やかさは機能面だけでなく、視覚的な心地よさとしても注目されていました。

MG501は、ペーパーコードの編み目が視線を抜けさせ、折りたたみ構造が余計な厚みを生まないため、ラウンジチェアでありながら重たさを感じさせません。

これは、当時のデザインの潮流と自然につながる部分です。


木とペーパーコードがつくる軽やかな存在感

オーク材がもたらす落ち着き

Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)Cuba Chair(キューバチェア)|ラウンジチェア。オーク材のフレームを入れ込んだ、軽やかな折りたたみ構造が特長。

MG501 Cuba Chairを見たとき、まず目に入るのはオーク材のフレームです。

無垢のオークは、木目がはっきりしていて、触れると少しだけざらつきを感じるような自然な質感があります。
色味は明るすぎず暗すぎず、空間の中で主張しすぎないところが魅力です。

ラウンジチェアとして広げたとき、その木のラインが静かに空間を整えてくれるような印象があります。

ペーパーコードの編み目がつくる軽さ

座と背に張られたペーパーコードは、MG501の印象を決める大きな要素です。

紙を撚って作られたコードは、見た目以上に強く、編み目が細かく整っているため、光が当たると柔らかく影を落とします。

視線が抜けるので、椅子全体が重たく見えません。
ラウンジチェアはどうしても存在感が強くなりがちですが、MG501はコードのおかげで空気を含んだような軽さがあります。

木とコードの組み合わせが生むバランス

オーク材のしっかりしたフレームと、ペーパーコードの軽やかな編み目。

この対比がMG501の特徴です。

木だけでは重く、コードだけでは頼りない。二つが合わさることで、椅子としての安定感と視覚的な軽さが同時に成立しています。

広げたときのプロポーションが自然に見えるのも、この素材の組み合わせがうまく働いているからです。

空間に置いたときの印象

MG501は、素材の選び方によって空間への馴染み方が変わります。
オーク材は北欧インテリアとの相性が良く、木の床や白壁の部屋では特に自然に溶け込みます。

ペーパーコードの編み目は光を柔らかく受けるので、日中の明るい部屋では影がきれいに落ち、夜の照明の下では編み目が静かに浮かび上がります。

折りたたみ椅子でありながら、置くだけで空間の雰囲気が少し変わるような存在感があります。

素材が椅子の姿を決めている

MG501のデザインは、素材の選択によって成り立っています。

オーク材の落ち着き
ペーパーコードの軽さ
そして折りたたみ構造の合理性

それぞれが独立しているのではなく、ひとつの椅子としてまとまることで、MG501らしい姿が生まれています。

素材を変えれば印象も変わるはずですが、オークとペーパーコードという組み合わせは、この椅子にとって特別な意味を持っています。


折りたたみ椅子でありながら、家具として美しい

折りたたみ構造の“道具らしさ”を超える

折りたたみ椅子というと、必要なときに広げて使う“道具”のイメージが強いですが、MG501 Cuba Chairはその印象から少し離れています。

広げた瞬間に生まれるラインが自然で、構造が前に出すぎない。

折りたたみ式であることを隠しているわけではなく、むしろその仕組みが椅子の姿の一部として静かに馴染んでいます。

フレームの角度がつくる心地よさ

MG501のフレームは、直線的でありながら硬さを感じさせません。

オーク材の太さや角度の取り方が絶妙で、広げたときに背もたれが少し後ろへ逃げるような姿勢になります。
この角度が、ラウンジチェアとしての“ゆったりした構え”を自然につくってくれるんです。

折りたたみ椅子でありながら、座る前からくつろぎの気配が漂う理由は、このプロポーションにあります。

ペーパーコードが構造を軽やかに見せる

Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)Cuba Chair(キューバチェア)|ラウンジチェア。ペーパーコードの編み目が視線を抜けさせ、しっかりしたフレームでも軽やかに見えるデザイン。

折りたたみ椅子は構造が複雑に見えやすいものですが、MG501はペーパーコードの編み目が視線を抜けさせることで、全体の印象が重くなりません。

コードの柔らかい影がフレームの直線を和らげ、構造の存在感をほどよく中和してくれます。

結果として、折りたたみ式であることが“機能のための仕組み”ではなく、“椅子の個性”として見えてきます。

収納時の姿までデザインされている

MG501は、折りたたんだときの姿もきれいです。

フレームが無理なく重なり、壁に掛けても違和感がありません。
収納時の見え方まで考えられている椅子は意外と少なく、ここにもGøttlerの感覚が表れています。

使うときだけでなく、使わないときの佇まいまで整っているのは、家具としての完成度が高い証拠です。

“機能的だから美しい”ではなく、“美しく機能している”

MG501を見ていると、

「機能性が高いから美しい」

のではなく、

「美しさの中に機能が自然に溶け込んでいる」

ように感じます。

折りたたみという合理的な仕組みを持ちながら、素材の選び方やラインの整え方によって、家具としての穏やかさを失っていません。
道具と家具の境界を軽やかに越えていくような、独特の魅力があります。


MG501のサイズと座り姿勢

サイズ、メジャー

数字から見えるプロポーション

MG501 Cuba Chairのサイズは、W61 × D79 × H76cm。

数字だけを見るとコンパクトな印象ですが、実際に広げてみると、奥行きの79cmがしっかりと“くつろぐためのスペース”をつくってくれます。

幅は広すぎず狭すぎず、身体の周りに余白を残すちょうどいいバランス。

ラウンジチェアとしては控えめなサイズ感ですが、窮屈さはありません。

座面高39cmがつくる自然な姿勢

座面高は39cm。

一般的なダイニングチェアより少し低めで、腰を落ち着けると自然に背中が後ろへ預けられる高さです。

ラウンジチェアらしい“少しだけ沈み込む感覚”があり、ペーパーコードの編み目が身体を受け止めながら、硬すぎず柔らかすぎない心地よさを生みます。

深く座り込むというより、軽く身体を預けるような姿勢がしっくりきます。

折りたたみ椅子とは思えない安定感

折りたたみ式の椅子は、どうしても軽量で不安定なイメージがありますが、MG501はフレームの角度と太さがしっかりしているため、座ったときの揺れがほとんどありません。

奥行きがあることで重心が安定し、背もたれの角度も自然。数字以上に“落ち着いて座れる椅子”として成立しています。

空間に置いたときのサイズ感

幅61cmという数字は、部屋に置いたときの取り回しの良さにもつながります。

ラウンジチェアとしては控えめなサイズなので、ワンルームや小さめのリビングでも圧迫感が出にくい。

奥行きはしっかりあるものの、ペーパーコードの視線が抜ける効果で、見た目は軽やかです。
数字と素材の両方が、空間への馴染みやすさを支えています。


北欧インテリアの中で考えるMG501

北欧らしい「余白」と相性がいい椅子

MG501 Cuba Chairは、北欧インテリアでよく見られる“余白のある空間”ととても相性がいい椅子です。

オーク材の明るいトーンとペーパーコードの軽やかさが、部屋の中に圧迫感をつくらず、視線が自然に流れるような雰囲気を生みます。
置くだけで空気が少し柔らかくなるような、そんな存在感があります。

木の家具との組み合わせ

北欧インテリアでは、木材の家具が多く使われます。

MG501のオーク材は、ビーチ材やウォルナットとも馴染みやすく、同じ木の家具が並ぶ空間でも自然に溶け込みます。

特にオーク材の床や白壁の部屋では、フレームのラインがきれいに浮かび上がり、ペーパーコードの編み目が影を落として、空間に静かな表情が生まれます。

モダンな空間にも合う理由

MG501は北欧らしい素材感を持ちながら、構造はとてもシンプルです。

そのため、モダンなインテリアにも違和感なく馴染みます。
ガラスのテーブルやスチール脚の家具と合わせても、素材の柔らかさが空間のバランスを整えてくれます。

折りたたみ椅子でありながら、装飾性が強くないので、スタイルを選ばないのが特徴です。

小さめの部屋でも重たくならない

幅61cmという控えめなサイズと、ペーパーコードの視線が抜ける効果のおかげで、MG501は小さめの部屋でも重たく見えません。

ラウンジチェアを置くと部屋が狭く感じることがありますが、MG501は素材の軽さが印象を和らげてくれます。

ワンルームやコンパクトなリビングでも、椅子が主張しすぎず、空間の一部として自然に馴染みます。

“置き場所を選ばない”ではなく、“置いた場所が整う”

MG501はどんな部屋にも合う万能な椅子、というよりは、置いた場所の雰囲気をそっと整えてくれる椅子です。

木の家具が多い部屋では

素材の一体感
モダンな部屋では柔らかさ
明るい部屋では影がきれいに落ちる

空間の性格を変えるのではなく、その場所の良さを引き出すような働きをしてくれます。


折りたたみ名作「MG501 キューバチェア」でつくる、軽やかで上質なリラックス空間コーディネート

今回は、当店がこれまでにブログでご紹介してきた魅力的なインテリアの中から、MG501の魅力を最大限に引き立てる3つのアイテムを厳選し、特別なコーディネートアイデアをご提案します。

素材のコントラストや光の演出を楽しみながら、日常に溶け込む上質な空間を作り上げてみませんか?

1. arflex(アルフレックス) BRACCO(ブラッコ)サービステーブル

【優雅な機能美で寄り添う、大人のサイドプレイス】

arflex(アルフレックス) BRACCO(ブラッコ)サービステーブル|モダンで優雅なデザインの小型テーブルで、リビングや応接空間に最適。軽量ながら耐久性があり、ガラスや木材の天板が特徴です。
  • アイテムについて

    イタリアの洗練された思想を受け継ぐ、日本生まれのラグジュアリーブランド「arflex(アルフレックス)」の小型テーブル。

    モダンで優雅なデザインと、軽量ながら優れた耐久性を兼ね備え、天板には温かみのある木材やスタイリッシュなガラスなどが用いられています。

  • コーディネートした理由

    キューバチェアの傍らに置くサイドテーブルとして、これ以上ない上質なペアリングです。

    折りたたみ式で軽快に持ち運べるキューバチェアに対して、同じく「軽量で移動がしやすい」という機能的な親和性を持ちながら、アルフレックスならではの格調高いモダンデザインが空間をぐっと格上げしてくれます。

    木の天板であればチェアのウッドフレームと温かみを持って調和し、ガラス天板であれば抜け感のあるすっきりとしたモダンなコントラストを演出。

    お気に入りの飲み物や本を乗せて、極上のパーソナルな時間を過ごすための名脇役となります。

2. David Trubridge(デビッド・トゥルブリッジ) HINAKI(ヒナキ) 900ペンダントライト

【自然素材が共鳴する、繊細な光と陰影の演出】

David Trubridge(デビッド・トゥルブリッジ)HINAKI(ヒナキ)900ペンダントライト。天然素材の繊細な編み目が美しく、やわらかな光を広げる有機的な曲線デザイン。
  • アイテムについて

    ニュージーランドのデザイナーによる、伝統的な魚籠(ひび)から着想を得た竹素材のペンダントライト。

    繊細に編み込まれた竹の隙間からこぼれる柔らかな光と、壁に広がる美しい陰影が特徴の名作照明です。

  • コーディネートした理由

    キューバチェアに身をゆだねてくつろぐリラックスエリアには、優しく包み込むような光の演出が欠かせません。

    「HINAKI 900」は環境に優しい竹を贅沢に使用しているので、キューバチェアのウッドフレームやペーパーコード座面が持つクラフト感(自然素材の豊かな質感)とこの上なく美しく調和します。

    天井から吊るされた編み目からこぼれる柔らかな光が、周囲に美しい陰影を落とし、まるで静かな森の中にいるような温もりを感じられる特別な空間を演出してくれます。

3. MASTERWAL(マスターウォール) ROSHE MIRROR(ロシェミラー)

【木の温もりを重ねて、お気に入りの一角を切り取る】

MASTERWAL(マスターウォール) ROSHE MIRROR(ロシェミラー) W60cm スタンドミラー 全身鏡用。無垢材フレームのやさしい曲面デザインが特長で、幅60cmのスリムなサイズが玄関や寝室、リビングでの身だしなみチェックに適しています。
  • アイテムについて

    「100年後のアンティーク家具」を目指すマスターウォールの、贅沢な無垢材フレームとやさしい曲面デザインが特徴のスタンドミラー(全身鏡)。

    幅60cmのスリムなサイズ感で、リビングや寝室の限られたスペースにもすっきりと収まります。

  • コーディネートした理由

    キューバチェアの背景にスリムな「ロシェミラー」を配置することで、リビングの一角に「自分だけの特別な居場所」を緩やかに仕切ることができます。

    ミラーの持つ奥行き効果によって、コンパクトなスペースであっても視覚的な広がりが生まれ、空間がより開放的に感じられます。

    また、世界的に評価されるマスターウォールならではの上質な無垢材フレームの質感とやさしい曲面が、キューバチェアの木部と共鳴し、お部屋にまとまりと穏やかな空気感をもたらしてくれます。

「無垢の木」
「モダンなスチールやガラス」
「繊細な竹」

異なる表情を持つ上質な自然素材とモダン素材が絶妙に調和する、軽やかで上質なリラックスコーディネートを今回ご紹介しました。

お気に入りのチェアに腰掛けて過ごす時間が、より豊かで愛おしいものになりますように。
キミドリ東京では、暮らしを彩る個性豊かなデザイナーズ家具との一期一会の出会いをお届けしています。


「MG501」と比較|上質な暮らしを仕立てるパーソナルチェア2選

折りたたんで持ち運べる軽快さと、北欧の温もりあるデザインを両立したカールハンセン&サンの銘作「MG501(キューバチェア)」。

「もっと本格的なイージーチェアも見てみたい」
「折りたたみチェアの違う選択肢も知りたい」

というインテリアこだわり派の方へ。

今回は同グループのライフスタイルギャラリー岡山ヤフオクから、MG501と比較検討していただきたい極上の2脚を厳選しました。

1つは、同じデザイナーが手がけた本格イージーチェア。
もう1つは、日本のクラフトマンシップが光るヴィンテージ折りたたみチェアです。

あなたの理想の空間に溶け込むのはどちらでしょうか?

【比較対象 1】カール・ハンセン&サン「CH52」イージーチェア

〜巨匠ハンス・J・ウェグナーが手がけた、日常を極上にする本格ラウンジ〜

Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)CH52 イージーチェア|ラウンジチェア。ハンス・J・ウェグナーによるデザインで、木製フレームの端正なラインとゆったりした座り心地が特長。



美しい木製フレームのラインと、座る人を優しく、そして完璧にサポートする人間工学に基づいた美しいプロポーション。北欧デニッシュモダンを代表する本格的な木製イージーチェアです。

💡 MG501との比較ポイント


「折りたたんでカジュアルに使う」機能性を持つMG501に対し、この「CH52」はリビングの定位置にどっしりと据え置く「本格的な安楽椅子」。

腰を落としたときのホールド感や木部(アームやフレーム)の圧倒的な削り出しの美しさは、価格に見合う至高のクオリティです。

「リビングの主役として、一生寄り添える究極の1脚がほしい」という方には、CH52こそが間違いのない投資となります。


【比較対象 2】日本楽器(現ヤマハ)「折り畳み文化椅子 / ロッキングチェア」

〜折りたたみの美学を、日本のノスタルジックなクラフトワークで〜



黎明期のヤマハ(日本楽器)で大正〜昭和期に作られた、アールデコ調の折りたたみ椅子。ゆったり揺れるロッキング仕様のタイプもございます。

💡 MG501との比較ポイント

MG501の最大の強みである「使わない時は折りたたんで省スペースに収納できる」という機能美において、完璧にライバルとなるのがこの日本のヴィンテージ「文化椅子」です。

スマートでモダンな北欧デザインのMG501に対し、こちらは深みのある天然木無垢材とレトロな装飾が醸し出す「和洋折衷・大正ロマン」の佇まいが魅力。

日本の住空間に合わせて設計されているため、畳の和室や古民家風のインテリア、書斎などにもしっとりと馴染みます。

折りたたみの便利さは譲らず、お部屋に「唯一無二の物語性や渋み」を加えたい方におすすめの、手の届きやすい名作です。

スペック&おすすめシーン比較まとめ

チェア名デザイナー / ブランド特徴的な素材折りたたみ機能こんなあなたにオススメ!
MG501 (キューバチェア) モーテン・グットラー / カールハンセン木製フレーム×コード/ウェビングあり(ポータブル)北欧モダン、機能性と軽快さを重視する方
CH52 イージーチェアハンス・J・ウェグナー / カールハンセン天然木無垢材(オーク等)なし(重厚・据え置き型)一生モノの座り心地、最高峰の北欧木工技術を堪能したい方
折り畳み文化椅子日本楽器(現ヤマハ)天然木無垢材あり(ポータブル)和モダン、レトロ・ヴィンテージ好き、収納性を重視する方

あなたのライフスタイルに合うのは?

  • 「座り心地の妥協は一切なし。リビングに絶対的なステータスと癒やしを置きたい」なら:

    カール・ハンセン&サンの高いクラフトマンシップを受け継ぎながら、固定式ならではの究極の安楽性を追求した カール・ハンセン&サン「CH52」 が、極上の時間をもたらしてくれます。

  • 「省スペースに畳める機能美は譲れないけれど、北欧とは一味違うレトロな個性を出したい」なら:

    日本のモダンデザインの先駆けである 日本楽器の「文化椅子」 が、ノスタルジックで温かいお部屋の主役になってくれます。

コンパクトな機能性か、それとも本格的な安らぎか。あなたに寄り添う一脚をぜひ見つけてみてください。


長く使うためのメンテナンス方法

オーク材フレームのメンテナンス

日常のケア

  • 乾拭き 柔らかい布で軽く拭くだけでOK。 木の表面に付いた手の跡やほこりはこれで十分落ちます。
  • 水拭きは最小限 オーク材は水分を吸いやすいため、濡れた布は避けるか、固く絞って軽く拭く程度に。

月1〜数ヶ月に1回のケア

  • 木部用オイル(ソープ仕上げの場合は専用ソープ) 仕上げによって使うものが異なるため、購入時の仕上げを確認してから使用します。 オイル仕上げなら、薄く塗って乾拭きするだけで、木の表情が整います。

注意点

  • アルコール・強い洗剤はNG 表面が白くなったり、仕上げが落ちる原因になります。
  • 直射日光の当たりすぎに注意 オーク材は日焼けで濃く変化します。変化自体は自然ですが、片側だけ焼けるとムラになります。

ペーパーコードのメンテナンス

日常のケア

  • ブラッシング やわらかいブラシで軽く撫でるように。 編み目に入り込んだほこりが落ちやすくなります。
  • 掃除機(弱モード) ノズルにブラシを付けて、軽く吸い取る程度で十分。

汚れが気になるとき

  • 固く絞った布で軽く拭く ペーパーコードは紙ですが、撚りが強く耐久性があります。 水分は少量なら問題ありませんが、濡らしすぎは避けてください。

注意点

  • 濡れたまま放置しない 水分が多いとコードが膨らむことがあります。
  • 強くこすらない 編み目が毛羽立つ原因になります。

座り心地を保つためのポイント

体重のかけ方を偏らせない

ペーパーコードは強い素材ですが、同じ場所に体重が集中すると編み目がゆるむことがあります。 座る位置を極端に偏らせないだけで、長持ちします。

  • 湿度の高い場所を避ける

湿度が高いとコードが膨らみやすく、逆に乾燥しすぎると少し硬くなります。 一般的な室内環境なら問題ありません。

やってはいけないこと

  • 濡れた布で強くこする
  • スチームクリーナーを使う
  • アルコール・漂白剤を使う
  • 直射日光の下に長時間置く
  • 屋外で使用する(MG501は屋内用)

よくある質問(FAQ)

FAQ

【販売・ご購入に関するご質問】

折りたたみ構造ですが、日常使いにおいて強度や耐久性は問題ありませんか?

カールハンセン製品は、ほぞ組やボルトオンなどの堅牢な木工接合技術を用いて製造されています。折りたたみ時の可動部を含め、職人の手仕事による高い加工精度で強度が保たれており、日常使いでも揺らぎにくく抜群の耐久性を誇ります。

中古で購入する際、模倣品(リプロダクト)ではなく「本物(正規品)」であるか確認するポイントは?

最も確実なのは、フレームの内側等にある「カールハンセン&サン」のブランドマークを確認することです。また、正規品は各部材の切り欠きや木部の丸み、金具のメッキの質にいたるまで、極めて寸法の公差が少なく精密に仕上げられています。

ノーブランドの椅子と比較して、このチェアを所有する価値とは何でしょうか?

デザイナーズ家具は、その優れた意匠性、歴史的背景、そして素材そのものの品質が中古市場において一貫して高く評価されています。時間の経過によって価値が下がりにくく、むしろ味わいを深めながら「将来的に売却できる資産(リセールバリュー)」として機能し続ける点が大きな強みです。

【買取・お買い替えに関するご質問】

製造から10年以上経過した古いキューバチェアですが、買取は可能ですか?

はい、高価買取が可能です。一般的な家具の買取目安は製造から10年以内ですが、カールハンセンのような世界的な名作家具(デザイナーズ家具)は例外です。どれだけ年月が経っていてもヴィンテージとしての希少価値が認められ、高く評価されます。

1脚しか持っていないのですが、出張買取に来てもらうことはできますか?

はい、喜んで承ります。キューバチェアやYチェアなどのデザイナーズチェアは、1脚からでも市場で非常に高い需要があるため、単品であっても高額査定が期待でき、ご自宅まで引き取りに伺う価値が十分にあります。

ペーパーコードやウェビングテープの「緩み」「擦れ」、木部の「小傷」があっても売れますか?

はい、買取可能です。ブランド家具は木部フレームの堅牢性が高いため、傷や汚れ、日焼けがあっても多少の使用感であれば諦めずに、まずは査定へお出しください。


まとめ

MG501 Cuba Chairは、オーク材の落ち着いたフレームと、ペーパーコードの軽やかな編み目がひとつの姿にまとまった椅子です。

折りたたみ式という機能を持ちながら、広げたときのプロポーションは自然で、ラウンジチェアとしての心地よさもきちんと感じられる。

素材の素直さ
構造の合理性
控えめなサイズ感

これらが重なり、空間に置くと静かに馴染む。

1997年に生まれた椅子ですが、今の暮らしにもすっと溶け込む柔らかさがあります。


MG501は、使う人の生活に寄り添いながら、長く受け入れられる理由を静かに語る一脚です。


買取について

買取に関するご案内

買取時のチェックポイント

1. 素材の状態

オーク材・ウォルナット・ビーチなど、素材ごとに評価基準があります。

  • 傷・凹みの有無
  • 日焼けによる色の変化
  • 乾燥割れや反りがないか
  • オイル仕上げ・ソープ仕上げの状態

2. 座面・背もたれのコンディション

ペーパーコードやファブリックは、使用感が出やすい部分です。

  • ほつれ・切れ・毛羽立ち
  • 汚れやシミ
  • 張りの強さ(緩みがないか)

3. 構造の安定性

椅子・テーブル・収納家具など、構造の安定性は必ずチェックされます。

  • ぐらつきの有無
  • 接合部の緩み
  • 折りたたみ機構の動作(MG501など)

4. ブランドタグ・刻印

デザイナーズ家具は、正規品であることが重要です。

  • ブランド刻印の有無
  • ラベルの状態
  • 付属書類(保証書・説明書)が残っているか

5. 使用環境

家具の状態は、置かれていた環境にも左右されます。

  • 直射日光の当たり具合
  • 湿度の高い場所での使用
  • ペット・喫煙環境の有無

6. 人気・流通状況

査定額は「状態」だけでなく「需要」にも左右されます。

  • 現在の中古市場での人気
  • 流通量(希少性)
  • デザイナーの評価・再注目度

商品についてのお問い合わせや買取についてのご相談は
公式LINEアカウントをご利用ください。

「店頭在庫を確認したい」
「廃盤モデルの家具を探している」
「手元のテーブルに合うチェアが欲しい」

などなど、お客様の「欲しい」をお問い合わせください。

「買い替えに伴って不要になる家具がある」
「リフォーム前に断捨離したい」
「開かずの物置きを整理したい」

のような、お客様の「売りたい」についてのご相談も受け付けております。

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