
今日は「飛騨産業」のチェア、NEWMCKINLEY(ニューマッキンレイ)チェアをご紹介します。
飛騨産業(Hida Sangyo)は、岐阜県飛騨高山に本拠を構える、創業1920年の老舗木工家具メーカーです。伝統に裏打ちされた技と独自の素材活用をもとに、国内外で高く評価されています
1969年に登場した「マッキンレイチェア」。背もたれの鳩尾(ダブテール)と背部を支えるブレイシング・スティックは、美しさと強度を兼ね備える構造でした。それを現代的にリ・デザインし、NEWMCKINLEYとして蘇らせています。

🪑 ウィンザーチェアの美しさを現代に
一目見て感じたのは「これぞ木の芸術」ということ。高く伸びた背もたれにV字のブレイシング・スティック、鳩の尾のような「ダブテールジョイント」。
伝統的なウィンザーチェアの意匠を活かしながら、現代的なミニマルさも兼ね備えたデザインです。
🌲 100年の木と、職人の手仕事
素材には、樹齢100年超の北米産ホワイトオーク。手に触れると、木のあたたかさがじんわり伝わってきます。
とくに印象的だったのが、座面の「座ぐり加工」。お尻の形にフィットするように削られていて、見た目はスッキリなのに、座るとすごくラク!太もも裏の圧迫感もなく、自然と背筋も伸びる感じがします。
そして、 座って気づく心地よさ。包み込まれる安心感。座ぐり加工された木製の座面はお尻に自然になじみ、前方がすっきり削られているので太ももの圧迫もなし 。座面の後方傾斜もあって、安定感抜群です。
🌟私がNEWMCKINLEYチェアをお勧めする理由
NEWMCKINLEYチェアは、単なる「椅子」ではなく、生活の質を変えてくれるパートナーのような存在。
静かな午後、揺れるチェアに座ってコーヒーを飲みながら本を開く――そんな日常が、この椅子一つで贅沢なものに変わる気がします。飛騨産業の家具は高価ですが、それ以上の価値がちゃんとある。NEWMCKINLEYチェア、まさに「一生モノ」の椅子でした。気になる方は、ぜひキミドリ東京で座ってみてください。木の香りと手触り、ぜひ体感してみてほしいです!