
こんにちは。今日は、空間に静かな存在感と美しさをもたらしてくれるイギリス発の照明ブランド、トム・ディクソン(Tom Dixon)をご紹介します。インテリア好きなら一度は耳にしたことがあるであろう有名ブランド。
モダンでありながら、どこか温かみを感じさせるそのデザインは、住まいにも店舗にも、深みのあるアクセントを加えてくれます。


トム・ディクソン(Tom Dixon)のペンダントライトで空間を引き締める
インド伝統技術と現代デザインが融合した名作照明「BEAT TALL」
BEAT TALL(ビート トール)は、イギリスのデザイナーブランド トム・ディクソン(Tom Dixon)が手がけた照明シリーズ「BEAT(ビート)」の中でも、特に縦長で印象的なフォルムが特徴のペンダントライトです。
インドの伝統的な金属加工技術にインスパイアされた真鍮のシェードは、空間に個性と上質さを与えてくれます。
BEAT TALLとは?
細長いフォルムと素材感が魅力のアイコニックな照明
BEAT TALLは、BEATシリーズの中でも縦にスリムなフォルムが特徴的なモデルです。
彫刻的な美しさと機能美を兼ね備え、現代的でミニマルな空間に調和しつつ、強い存在感を放ちます。
デザインの背景
インドの伝統工芸に着想を得たBEATシリーズ
トム・ディクソン(Tom Dixon)は、インド北部で伝統的に行われている「手打ちの水瓶」づくりに着目し、現地の職人とともにその技術を照明デザインに応用しました。
BEAT TALLの内側には、職人が手作業で叩き出したハンマートーン模様が残り、一つとして同じものはありません。これこそがハンドメイドの証といえます。
照明という機能を持ちながらも、まるで彫刻作品のように空間を彩ります。
光の演出と使い方
下方向にフォーカスされた温かみのある光
BEAT TALLは、下方向へ集中して光を放つ構造になっており、照らす対象を際立たせます。
内側のゴールド仕上げが光を柔らかく反射し、温もりのある光で空間を演出します。
おすすめの使用シーン
- ダイニングテーブルの上に1灯または複数灯で配置
- 吹き抜けの空間で高さを活かした照明演出
- 飲食店やギャラリーでのアクセント照明
素材の魅力と経年変化
真鍮の表情を楽しむ“育てる照明”
BEAT TALLの素材である真鍮は、使うほどに風合いが増していく素材です。
表面の色味や光沢は、空気や湿度、手の触れ方などによって徐々に変化し、あなただけの経年美を育てることができます。
また、全体がハンドメイドで作られているため、わずかな歪みや打痕も「製品の個性」として愛着が湧くポイントです。
トム・ディクソン(Tom Dixon)とは?
イギリス発の革新的デザイナーズブランド
トム・ディクソン(Tom Dixon)は、2002年にロンドンで自身のブランドを立ち上げたプロダクトデザイナーです。
素材そのものの質感と構造の美しさを活かすスタイルで、世界中の建築家やインテリアデザイナーから支持を集めています。
特に照明デザインにおいては、機能と芸術性の融合を体現するブランドとして国際的な評価を確立しています。
こんな方におすすめ
- 素材感のあるデザイン照明を探している
- ミニマルだけど個性のある空間にしたい
- クラフト感・経年変化を楽しみたい
- トム・ディクソン(Tom Dixon)の世界観が好き
🌟私がBEAT TALLをおすすめする理由
数多くの照明を見てきた中で、トム・ディクソン(Tom Dixon)のBEAT TALLほど「デザイン・素材・物語」が一体となった照明は珍しいと感じました。まず目を引くのは、やはり縦長の美しいフォルム。シンプルでありながら、空間の中で確かな存在感を放ちます。
さらに、使うほどに味わいを深めていく真鍮の経年変化も大きな魅力です。
新品のシャープな印象から、時間とともに艶や深みが増していく様子は、まるで家具や革製品のように“育てていける”楽しみがあります。
そして何より、BEATシリーズにはインドの手仕事に対するリスペクトが詰まっています。
ひとつひとつ手作業で作られた照明は、量産品では決して味わえないぬくもりを空間にもたらしてくれます。
インテリアに本物の質感や、背景に歴史を宿したハンドメイドを求めている方には、間違いなくおすすめできる照明です。