アーコールのクエーカーアームチェアは、18世紀の英国クエーカー教徒の簡素なデザインを基にした木製椅子。曲線の背もたれと軽量構造が特徴で、耐久性と実用性を兼ね備えた名作です。

気づいたら、いつも座ってしまう椅子。

ヴィンテージ家具好きなら一度は耳にしたことがあるであろう、Ercol(アーコール)
その中でも特に人気が高いのが、今回紹介するクエーカーアームチェアです。
ぱっと見はシンプル。
でもよく見ると、どこかあたたかみがあって、空間に自然と溶け込む存在感。
この「ちょうどよさ」こそが、クエーカーアームチェアの最大の魅力だと思います。

イギリス生まれのErcolは、曲木の技術と実用性を大切にしてきたブランド。
クエーカーアームチェアもその哲学がしっかりと詰まった一脚です。
華美な装飾はないけれど、
長く使うほどに愛着が増していく、そんな椅子なんですよね。


クエーカーアームチェアのデザインと特徴

🌿背中で語る、美しいスポークデザイン

クエーカーアームチェアを語る上で欠かせないのが、背もたれのスポーク(棒状の背板)。
細く削り出されたスポークが、緩やかなカーブを描きながら並ぶ姿は、後ろ姿まで美しいの一言です。

このデザイン、見た目だけでなく座り心地にも一役買っています。
背中を預けると、スポークが程よくしなってフィットする感覚があり、「硬そうに見えるのに意外と楽」という声が多いのも納得。
長時間座っても疲れにくいのは、計算された形だからこそですね。

🌿アーム付きなのに軽やかな印象

「アームチェア」と聞くと、少し大きくて重たいイメージを持つ人もいるかもしれません。
でもクエーカーアームチェアは別。
アームが細く、全体のラインがすっきりしているので、圧迫感がありません。

実際に部屋に置いてみると、「思っていたより軽やか!」と感じることが多いです。
ダイニングに置いても、デスクチェアとして使っても違和感がなく、用途の幅が広いのも嬉しいポイントです。

アーコールのクエーカーアームチェアは、18世紀の英国クエーカー教徒の簡素なデザインを基にした木製椅子。曲線の背もたれと軽量構造が特徴で、耐久性と実用性を兼ね備えた名作です。

実際に使って感じる魅力

🌿ダイニングにも、書斎にもフィットする万能さ

クエーカーアームチェアは、いわゆる「専用の場所」を選びません。
ダイニングテーブルに合わせれば、食事の時間がちょっと特別に感じられますし、書斎に置けば読書や作業のお供として活躍してくれます。

アーコールのクエーカーアームチェアは、18世紀の英国クエーカー教徒の簡素なデザインを基にした木製椅子。曲線の背もたれと軽量構造が特徴で、耐久性と実用性を兼ね備えた名作です。

おすすめは、ダイニングの一脚だけをクエーカーアームチェアにする使い方。
ほかはアームなしの椅子にして、主役ポジションとして取り入れると、空間にリズムが生まれます。

🌿ヴィンテージならではの経年変化

Ercolのヴィンテージ家具の魅力は、やっぱり経年変化。
ビーチ材やエルム材が使われていることが多く、使い込まれることで色味が深く、艶が増していきます。

小さなキズやスレも、「味」として楽しめるのがヴィンテージの良いところ。
新品にはないストーリーを感じながら使えるのは、クエーカーアームチェアならではの楽しみ方だと思います。


まとめ:暮らしに寄り添う一脚

派手さはないけれど、毎日の生活にしっかり寄り添ってくれるErcolのクエーカーアームチェア。
座るたびに「やっぱりいいな」と思わせてくれる、不思議な魅力があります。

もし「長く使える椅子を探している」「インテリアに自然に馴染むアームチェアが欲しい」と思っているなら、クエーカーアームチェアは間違いなく候補に入れてほしい一脚です。

気づけば、部屋の中で一番お気に入りの場所になっているかもしれませんよ。


よくある質問Q&A

1脚だけでも買取できますか?

はい、可能です。アーコールのようなデザイナーズチェアやアンティークチェアは、セットでなくても、1脚からでも高価買取が期待できます。

座面に傷や汚れがあります。

軽微な傷や汚れは問題ありませんが、大きな破れやタバコの焦げ穴、ひどい汚れがある場合は買取が難しくなります。

木部に傷やシミがあります。

通常の使用に伴うキズや輪ジミは査定時に考慮されますが、買取は可能です。アーコール製品は、ブナ材(ビーチ)の脚 などが特徴で、木目の美しさや堅牢性が評価されます。

ぐらつきがあります。

ぐらつきや緩みは査定に影響しますが、多くの場合、増し締めや再接着といった現実的な整備で修復が可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。