こんにちは!初めて見たときはまるでガラスが溶けているような不思議な形と輝きに目を奪われたライトを本日は紹介したいと思います。
角度を変えるたびに表情が違って見えるんです。消灯しているときは鏡のように周囲を映し込み、点灯すると中からとろけるような光があふれ出して、本当に“メルト(溶ける)”という名前がぴったり。そんな英国らしさを基盤に素材や技術にこだわるトムディクソンらしさを感じられるペンダントライトです。

Tom Dixon(トム・ディクソン)とは?

Tom Dixonは、イギリスを代表するインダストリアルデザイナー
2002年、自身の名を冠したブランド「TOM DIXON」を設立し、現在はブランドは世界90ヶ国以上で展開され、ロンドン、ミラノ、東京、ニューヨーク、香港、上海などに拠点を持っています。

ブランドの特徴

  • 英国らしいモダンで構築的なデザイン
  • 素材の探求と加工技術(真空蒸着・鏡面仕上げなど)へのこだわり
  • 家具・照明・インテリアアクセサリーをトータルで提案

Tom Dixonはもともと溶接職人としてキャリアをスタートしており、「素材の魅力を引き出す」デザイン哲学が全製品に共通しています。


MELT(メルト)シリーズの特徴

トム・ディクソンを代表する照明コレクションが「MELT(メルト)」。
シリーズ名の「Melt=溶ける」の通り、液体金属が溶け出したような幻想的な造形が特徴です。

メルトシリーズの魅力

  • 消灯時:鏡面のように周囲を映し込む美しい反射
  • 点灯時:内部から溶けたような光が広がる幻想的な輝き
  • 真空蒸着による金属的な輝きと、樹脂の柔らかな透過光

この「光と素材の二面性」が、メルトシリーズを世界中のデザインホテル・レストラン・高級住宅で人気にしています。

光の演出とデザイン性

メルト30は「オブジェのような照明」として設計されています。

消灯時と点灯時のギャップ

  • 消灯時:金属のような鏡面で、空間にアートピース的な存在感
  • 点灯時:半透明に変化し、内部の光がゆらめくように広がる

この光の変化が、空間全体をドラマティックに演出します。
特に、複数台を高さ違いで吊るすと、アートインスタレーションのような効果が得られます。


設置シーンとおすすめ空間

シーンおすすめ理由
ダイニングテーブル上温かく柔らかな光で食卓を演出
キッチンカウンターコンパクトサイズで複数台並べやすい
吹き抜けや階段ホール高低差を活かした立体的なデザイン演出
エントランス・リビングオブジェとしての存在感が際立つ

💡 ポイント
メイン照明としてはやや暗めのため、間接照明やダウンライトと組み合わせるのがおすすめです。

🌟私がMELTをおすすめする理由

なぜMELTはここまでに世界中の人達を魅了するのか。
その理由は、見た目のインパクトが圧倒的で、消灯時は鏡のような艶やかさを放ちながら周囲の景色を美しく映し込み、点灯すると内部からゆらめくような光が透け出し、まるで金属が溶けているかのような幻想的な表情を見せてくれることなのではと思います。
特にコッパー色は、温かみのある光が空間に柔らかさと高級感をもたらし、どんなインテリアにも自然に溶け込みながら存在感を発揮します。
さらに、このライトはサイズ感のバランスが絶妙で、ひとつでも印象的に使えますが、複数台を高さ違いで吊るすことで、より立体的でドラマティックな演出が可能です。素材の質感や光の反射、透明感まで計算されたデザインは、長く使うほどに愛着が増します。

そして何より、トム・ディクソンというブランドが持つ素材への探求心と英国デザインの本質が、このMELT30の中に凝縮されています。光の美しさ、造形の個性、そしてアートとしての完成度、
このすべてを感じられる照明だからこそ、私は「MELT30 ペンダントライト」を心からおすすめします。