フランスを代表する高級家具ブランド「リーンロゼ(Ligne Roset)」。
その中でも50年以上愛され続ける名作が、ロゼトーゴ(ROSETTogo) です。誕生から半世紀以上もたっているにもかかわらず、世界中のファンを魅了し続けるデザイン。魅力をそのままにリーンロゼのアイコンともいえるソファ。その愛される理由をご紹介していきたいと思います。

リーンロゼとは?

リーンロゼ(Ligne Roset)は、1860年にフランス・リヨン近郊のブリオードで創業した家具ブランドで、当初は傘やステッキの木軸を製造する小さな木工工房としてスタートしました。その後、20世紀初頭には椅子や家具の製造へと事業を拡大し、技術とデザインの両面で進化を続けます。そして1973年、デザイナーのミッシェル・デュカロワによる名作「ロゼトーゴ」の登場をきっかけに、リーンロゼは世界的に知られる高級家具ブランドへと成長を遂げました。

トーゴソファとは?誕生の背景とデザインの特徴

🔹誕生ストーリー

1973年、デザイナー ミッシェル・デュカロワ(Michel Ducaroy) が手がけたソファ。
フォームのみで構成された全く新しいソファ」として発表され、当時の家具業界に衝撃を与えました。

🔹デザインの特徴

  • 骨組みのないオールウレタン構造
  • 曲線的で有機的なフォルム(蜂の腹をモチーフにしたプリーツ構造)
  • 低重心デザインで空間に圧迫感を与えない
  • どの角度から見ても美しい360°デザイン

ロゼトーゴの魅力と人気の理由

🛋 包み込まれるような座り心地

ロゼトーゴ最大の魅力は、「ウレタンフォームだけで構成された独自の構造」
フレームを一切使わず、複数種類の高密度ウレタンを層状に組み合わせることで、ふんわりと体を包み込みながらも沈みすぎない絶妙な弾力を実現しています。
座った瞬間に身体がフィットし、長時間でも疲れにくいという特徴が、多くのユーザーから高く評価されています。

🛋 部屋を広く見せるローデザイン

座面の高さが約38cmと低く設計されているため、部屋全体を広く開放的に見せてくれます。
日本の住宅やマンションにも相性が良く、天井の低い空間でも圧迫感を与えません。
ロータイプのソファとして、北欧・モダン・ミニマルなどさまざまなインテリアスタイルに調和します。

🛋 時代を超えて愛される彫刻的デザイン

1973年に発表されたロゼトーゴは、今見てもまったく古さを感じさせない有機的で柔らかなフォルムが魅力。
プリーツ(ひだ)のようなステッチラインが生み出す陰影と、丸みのあるラインがまるでアート作品のような存在感を放ちます。
どの角度から見ても美しいため、部屋の中央に置いても絵になるデザインです。

🛋 驚くほど軽く、自由にレイアウトできる

内部がすべてウレタンでできているため、見た目のボリュームに反してとても軽量。
模様替えや掃除の際も動かしやすく、モジュールを組み合わせて自由にレイアウトを変えられる点も実用的です。

🛋 ブランドの象徴としてのステータス性

トーゴはリーンロゼを象徴するアイコンモデルであり、「本物のデザイン家具」としての信頼感があります。
映画やホテルラウンジ、著名人の邸宅にも採用されるなど、世界中でステータスの象徴として位置づけられています。

🌟私がロゼトーゴをおすすめする理由

まず何よりも、座った瞬間に感じる“包み込まれるようなフィット感”が格別です。ウレタンだけで構成されているにもかかわらず、沈みすぎず体全体をやさしく支えてくれる絶妙な弾力があります。この座り心地は、他のどんなソファでもなかなか味わえません。実際にお客様からも「この感覚が忘れられません」と言われることがよくあります。
また、ロゼトーゴは高さを抑えたローデザインなので、お部屋に置いても圧迫感がなく、空間が広く感じられます。特にマンションやリビングの広さを重視される方に好評で、低い位置に座ることで自然と視線も下がり、よりリラックスした気分を味わえます。
1973年に誕生したとは思えないほどデザインはモダンで洗練されており、どの角度から見ても美しく、まるでアート作品のようです。展示していても店内の空気が少し特別に感じられるほどの存在感があります。
ロゼトーゴは、見た目の美しさ、座り心地の良さ、そして長く使える耐久性を兼ね備えた、まさに人生の相棒のような存在です。ぜひ一度お店で実際に座って体感してみてください。その瞬間に、なぜこのソファが50年以上も世界中で愛され続けているのか、きっと納得していただけると思います。