
カッシーナ(Cassina)の代表的な名作家具モデル紹介
カッシーナは、20世紀モダンデザインを語る上で欠かせない家具ブランドです。
世界的デザイナーとのコラボレーションによって、数々の名作を世に送り出してきました。
ここでは、中古市場でも特に人気の高い代表モデルをご紹介します。
LCシリーズ(ル・コルビュジエ/ピエール・ジャンヌレ/シャルロット・ペリアン)
カッシーナの象徴的存在ともいえるのが、LC(Le Corbusier Collection)シリーズ。
1928年にデザインされたこのシリーズは、近代建築の巨匠ル・コルビュジエが「人間のための家具」をコンセプトに開発したものです。
代表作には以下のモデルがあります:
- LC1 スリングチェア
ステンレスフレームとレザーストラップのコントラストが美しい、ミニマルなデザイン。 - LC2・LC3 ソファ
クッションを金属フレームで包み込んだ構造で、現代のモダンリビングに今もなお映える名作。 - LC4 シェーズロング
「休息のための機械」と称されるリクライニングチェア。人間工学とデザインの融合が魅力です。
これらは中古市場でも非常に人気が高く、状態が良ければ高価買取が期待できる代表モデルです。
Maralunga(マラルンガ)ソファ — ヴィコ・マジストレッティ
1973年に誕生した、カッシーナを代表するソファの傑作。
ヘッドレスト部分を折りたたんで高さを変えられる独自構造が特徴で、
柔らかなクッション性とフォルムが時代を超えて愛されています。
現在もリニューアルモデルが販売されており、中古市場でも安定した人気を誇ります。
特に本革仕様・初期型モデルは希少価値が高く、高額査定につながります。
CAB(キャブ)チェア — マリオ・ベリーニ
1977年に発表されたマリオ・ベリーニの代表作。
スチールフレームに厚革を被せて縫い合わせる構造で、まるで「革が骨格を包む」ようなデザインが特徴。
その完成度の高さから、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品にも選ばれています。
レザーカラーやコンディションによって査定額が大きく変わるため、丁寧に査定されるべきモデルです。
412 CAB アームチェア・413 CAB ソファシリーズ
CABチェアのデザインコンセプトを発展させたモデル群。
重厚感と柔らかさを両立させた造形が特徴で、リビング・オフィス問わず人気があります。
廃番モデルや珍しいカラーは中古市場でプレミアがつくこともあります。
Utrecht(ユトレヒト)チェア — ヘリット・トーマス・リートフェルト
オランダの建築家リートフェルトによる名作。
大胆な直線と幾何学的なフォルムが特徴で、アート性が非常に高いモデルです。
カッシーナによる復刻版は、カラーや張地のバリエーションによって査定額が変動します。
デザイン家具ファンからの人気が高く、根強い需要があります。
637 Utrecht Sofa(ユトレヒトソファ)
同じくリートフェルトによるデザインで、ユトレヒトチェアのフォルムをベースにしたソファモデル。
造形美と座り心地を両立し、現代住宅でも人気が再燃しています。
その他の人気モデル
- Zanotta(ザノッタ)とのコラボモデル
- LC10 ガラステーブル
- Otto(オット)ローテーブル
- Superleggera(スーパー・レジェーラ)チェア/ジオ・ポンティ
これらもコレクター人気が高く、状態次第では非常に高価で取引されています。
Cassinaの名作家具は中古市場でも高値がつく理由
カッシーナの家具が中古でも評価される理由は、以下の3点に集約されます。
- 普遍的なデザイン性 — 流行に左右されず、どの時代にもマッチ
- 職人技による高品質 — 素材と製造精度の高さが群を抜く
- ブランドの信頼性 — 世界的建築家・デザイナーとの協業による確かな価値
これらの要素が揃うことで、中古であっても長期的に価値が落ちにくいのです。
カッシーナの名作家具を手放すなら今がチャンス!
デザイン家具市場は近年再び活況を迎えており、
カッシーナの名作シリーズは国内外で需要が高まっています。
状態が良ければ高額査定になることもあります。
売却をお考えの方は、ぜひカッシーナの価値を正しく理解した当店までLINEもしくはお電話にてご相談ください。