
フリッツハンセンの照明「SUSPENCE」とは?
Fritz Hansen(フリッツハンセン)は、1872年創業のデンマークを代表するインテリアブランド。
アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムなど、数々の名作家具を手がけてきたことで知られています。
そのフリッツハンセンが手がけたペンダントライトの一つが、SUSPENCE(サスペンス)です。
この照明は、ただ部屋を照らすだけでなく、空間に洗練された雰囲気と柔らかな光をもたらしてくれます。

SUSPENCEのデザイン 動きを感じさせる有機的フォルム
SUSPENCEは、GamFratesi(ガムフラテージ)というデンマークとイタリアのデザイナーデュオによってデザインされました。
特徴的なのは、しなやかに引き上げられるようなシルエット。
「SUSPENCE=緊張感・期待感」という名のとおり、動きの途中を切り取ったようなフォルムが魅力です。
黒いコードが天井からまっすぐ伸び、まるで“空中で引っ張られている”かのような立体感。無骨さの中にエレガントさを感じさせる演出が可能です。
この滑らかなラインは、直線的なモダン空間にも、柔らかい北欧インテリアにも、インダストリアルの空間にも絶妙にマッチします。
柔らかく広がる光|ディフューザーの効果
SUSPENCEの内部には、ディフューザー(光拡散板)が組み込まれており、直接光源が目に入らないように設計されています。
これにより、眩しさを抑えながら、心地よく柔らかな光を空間に拡げてくれます。
特にダイニングテーブルやカウンター上に設置することで、目に優しく、料理を美しく見せる照明効果が得られます。
SUSPENCEはこんな方におすすめ
一生モノの照明を探している方
北欧デザインが好きな方
生活空間に上質なアクセントが欲しい方
明るすぎず、柔らかい光を求めている方
🌟私がSUSPENCEをおすすめする理由
照明は、ただ部屋を明るくするだけの道具ではなく空間の雰囲気を決定づける、インテリアの“要(かなめ)だと私は思っています。
その中でも、Fritz Hansenの「SUSPENCE(サスペンス)」は、実際に使ってみて「これにしてよかった」と心から思える照明でした。
まず、デザインが圧倒的に美しい。
シンプルで飽きのこないフォルムなのに、どこか動きを感じさせる有機的なライン。
インテリアのテイストを選ばず、和モダン・北欧ナチュラル・インダストリアル系など、さまざまな空間に自然と溶け込みます。
そして、光の質がとても柔らかい。
中にディフューザーが付いているおかげで、光が優しく広がり、夜の時間をよりリラックスして過ごせるようになりました。
眩しすぎず、暗すぎず、まさに「ちょうどいい光」です。
さらに、コードや天井とのバランスも美しく、吊るしただけで空間が引き締まる。
部屋が少し“グレードアップ”したように感じられるのも、SUSPENCEならではの魅力だと思います。照明選びに迷っている方には、ぜひ一度実物を見てほしいです。そのフォルムと光の美しさに、きっと心をつかまれると思います。