今日は、私のお気に入りヴィンテージチェアのひとつ、「Northern Ohio トレドスウィベルサイドチェア」について深掘りしてみたいと思います。これ、知る人ぞ知る“工業系ヴィンテージ家具”の代表格なんです。


🔧「トレドチェア」とは?

「トレドチェア(Toledo Chair)」は、アメリカ・オハイオ州のToledo Metal Furniture Company(後にNorthern Ohio Industrial Co.)が20世紀初頭に製造していたインダストリアルチェアの通称です。

元々は工場、学校、ラボ、オフィスなど業務用途で使われていた椅子で、頑丈で機能的、そしてその無骨で洗練された美しさが特徴。実用性とデザイン性のバランスが非常に優れています。


「スウィベルサイドチェア」って?

この椅子の最大の特徴がスウィベル(回転)機能。高さ調整機能がついた金属製の回転ベースに、木製の座面と背もたれが取り付けられています。

まるで現代のオフィスチェアの原型のような構造!
でも、金属の質感、リベットのディテール、工業的な風合いがなんともたまらない…。まさにインダストリアル・アンティークの王道です。


🏭 Northern Ohio社の歴史

Northern Ohio Industrial Co.(またはToledo Metal Furniture Co.)は、1900年代初頭にオハイオ州で創業され、長きに渡って学校や研究機関向けの家具を手がけていました。

その高品質なスチール構造と木材の組み合わせが評価され、現在でも多くのインテリアショップやカフェで使われています。


🏠 インテリアとしての魅力

この椅子、どんな空間にもマッチするんです。

  • モダンなオフィスで…デスクチェアとして
  • カフェ風インテリアで…アクセントチェアとして
  • DIY好きなら…作業用チェアとして

シンプルだけど存在感があり、背もたれのフォルムやリベットの質感が空間に奥行きを与えてくれます。


🌟私がトレドスウィベルサイドチェアをお勧めする理由

「Northern Ohio トレドスウィベルサイドチェア」は、単なる椅子ではなく、インダストリアルデザインの歴史を語るプロダクト。その無骨さと機能美に惚れ込む人が多いのも納得です。この椅子がこれほど長く愛され続けている理由は、単なるレトロな見た目ではなく、機能と美しさが高度に両立しているからです。ぜひキミドリ東京で座って、その心地よさと時代を超えたデザインを感じてみてくださいね。