
今回は、スイスの老舗オフィスチェアブランド「ジロフレックス」の名機、Pasal(パサール)82をご紹介します。100年以上の歴史を持つジロフレックス。その哲学と技術が詰まったPasal 82は、ブランドを語れる“道具”としての存在感があります。

🪑 ジロフレックスPasal 82とは?
ジロフレックスは1871年に創業、1926年には世界初のキャスター付きオフィスチェアを開発した“エルゴノミクスのパイオニア”です 。
giro(回転する、回る)flex(柔軟性、フレックス)、つまり「柔軟に回転する=人にフィットする椅子」という意味合いが込められています。
その中でもPasal 82は、“ザ・プレジデント”の愛称で呼ばれる最高級エグゼクティブ仕様。企業トップや役員向けに設計され、重厚感ある質感と優雅なフォルムが際立っています 。
😌 座り心地について
実際に座ると、モールドウレタンの適度な反発で「包まれる」ような感覚が楽しめます。前傾姿勢でも自然にフィットし、後傾ではしっかり背を預けられるバランスの良さ。
「高級レザー&木製シェル」と「メカニカルな快適性」の見事な融合で、まさに至福の時間が訪れる一脚です 。
🏡 インテリアとの相性
ヴィンテージ・ミッドセンチュリースタイルには抜群に馴染みます。和洋どちらの空間にも自然と溶け込む風合いで、ホームユースにも最適。
プライウッドとレザーの質感は、特に落ち着いた書斎やリビング、会議室での格をグッと引き上げてくれます。
🌟私がPasal 82をお勧めする理由
「一度は座ってみたい」と心から思わせる存在感。オフィスチェアに“憧れ”という感情を抱く機会はそう多くないですが、Pasal 82には、それがあります。座る人の身体に自然に沿う構造と、木目と本革の温もりあるデザイン。両立は難しいはずなのに、見事に実現しています。
キミドリ東京へお立ち寄りの際は、ぜひ腰かけてみてください。座るという行為が、ちょっと誇らしく思えるかもしれません。