
グレッチ( Gretsch Company )は、アメリカ合衆国の楽器メーカー。エレクトリック・ギターを中心にベース、ドラムなどを生産している。1883年、ドイツからの移民であるフレデリック・グレッチによってニューヨーク・ブルックリンで創業され、当初はバンジョー、タンブリン、ドラムなどを扱っていた。1895年にフレデリックが死去し、子のフレッドが会社を継ぐ。フレッドは1916年にウィリアムスバーグのビルに会社を移し、これを機にグレッチはアメリカの代表的な楽器メーカーへと成長することとなる。「6120」および「ホワイト・ファルコン」に代表されるエレクトリックギターがヒット。さらにチェット・アトキンスが「カントリー・ジェントルマン」を使用したことによってその名声は不動のものとなった。アトキンスにならって多くのカントリーやロカビリーのギタリストがグレッチのギターを使用し、グレッチはギター業界においてギブソン、フェンダー、リッケンバッカー等と並ぶ地位を獲得した。1960年代にはビートルズのジョージ・ハリスンもカントリー・ジェントルマンを携えて『エド・サリヴァン・ショー』のステージに立ち、またモンキーズにギターとドラムを提供したことから、グレッチの名はテレビを通じて全米に知られるようになった。
※情報はWikipediaより抜粋
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