ベスタクス( Vestax )は1977年、(株)椎野楽器設計事務所として設立され、ギターなどのプロ用楽器の設計販売を行っていた日本の音楽機材メーカー。海外ギターの模倣商品が多いギターメーカーが多かったなか、国産オリジナルギターメーカーとして評価された。1987年に社名をVestaxに変更。ここからDJ向けのミキサーやターンテーブルなどの製造販売を開始した。社章はアルファベットのVとXをモチーフに、歌舞伎の隈取りのようなイメージで、世界のミュージック・シーンやDJファンからの熱烈な視線を集めるアイコン的存在感を放っている。1991年には、PMC-20がヨーロッパ ベストミキサーオブザイヤーに選ばれ、その後1993年まで3年連続でPMCシリーズがベストミキサーオブザイヤーに選出された。この頃の多チャンネル・ミキサーは横長のボディで、フェーダーの左右に搭載されたトランスフォーマー・スイッチが特徴的だった。民生用からプロ用途まで製品群を広く揃え、DJミキサーなどを愛用するDJも多く、いわゆる『イカ天』世代や2000年代に入ってからクラブシーンでDJの音楽パフォーマンスを楽しんだ20~30代のグループから支持された。2014年8月には移行作業と称して修理サポート業務を一時休止し、同年9月に事業を停止するも、破産するまで数多くのヒット商品を生み出してきた。

※情報はWikipediaより抜粋

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