TANNOY(タンノイ)は、ガイ・ルパート・ファウンテンが創業したイギリスのスピーカーメーカーである。社名は、当初の主力製品であった整流器にタンタルと鉛合金(allOY of Lead)が使用されていたことから、この二つを結び付けた造語である。1932年にタンノイを商標登録し、翌1933年にスピーカー部門へ進出して高い評価を得た。日本においては長年に渡りフラッグシップモデルであったオートグラフを筆頭に「いぶし銀のような」と評された独特の音質によって音楽愛好家の支持を集め、アルテックから独立して創業し3ウェイステレオスピーカーシステムの傑作D44000パラゴンによってステレオLPレコード発売以降以降熱烈な支持を集めたJBLと共に長らく輸入スピーカーブランドの双璧をなした。高級機種は一貫して同軸2ウェイ式ユニットを用い、ウォルナットなどのリアルウッドパネルで組み立てたエンクロージャに収めたものを発表し続けている。その一方で、マーキュリーシリーズなどのホームシアター用途向けを含む下位機種各シリーズや、STUDIOシリーズなどの録音スタジオ向けモニタースピーカーをはじめとする業務用スピーカー各機種では、同軸構造ではない通常の2ウェイユニットを採用し、あるいはエンクロージャ構成部材にMDFを多用するなど、より安価で一般的・現代的な構造の機種を開発・販売している。

※情報はWikipediaより抜粋

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